TOP > エンターテイメント > 禁断の愛！『BOYS LOVE（ボーイズラブ）劇場版』主演・小谷嘉一に迫る
 |
 |
 |
|
 |
 |
 |
| ——昨年のDVD版に続き、映画『BOYS LOVE 劇場版』にも主演して、今の“ボーイズラブ”ブームをどう感じますか？
小谷嘉一：DVD版『BOYS LOVE』に出演するまでは、全く知らない世界でした。DVDを発売するという情報が流れたときの反響が想像以上に大きく、初めて“ボーイズラブ”という男性同士の愛を描いた作品がブームになっていることを知ったんです。だからそのときは同性愛については手探りで、ワンシーンごとに監督と相談しながら細かい表情や動きをつけていきました。でも、自分が演じた役の心情は、自然と理解できたんです。それは、描かれていたのが、相手が男性というだけで、“好きという気持ちが純粋にぶつかり合う恋の物語”だったからだと思います。 ——女性が“ボーイズラブ”に求めているものは、どんなことだと思いますか？ 小谷嘉一：いただく手紙やメールで多いのが“羨ましい”という感想です。男女の恋愛だと、性の違いで受け入れられない部分や、ドロドロとした感情も出てきて、悩むこともあると思うんです。でも“ボーイズラブ”の世界はそんな感情を抜きにして、“ただ相手が好き”という気持ちだけでつながっていられるところを、女性は羨ましいと思うのかなぁと……。きっと女性は、純粋な恋愛を観て、感じたいんじゃないかと、今は考えています。 ——劇場版では、純粋な愛情のほかに、嫉妬やねたみなどもリアルに描かれていて、よりドラマチックな展開になっていますね。 小谷嘉一：DVD版の監督もしている寺内康太郎さんは、“ボーイズラブ”作品のパイオニアともいえる人なのですが、純粋さだけでなく、リアルな感情の揺れも描いているところがスゴイ！ 同性愛の男性が何人かいれば、嫉妬に狂うこともある。依存し合うような恋愛もある。劇場版からは、いろいろな“ボーイズラブ”の愛の形を感じてもらえると思います。 |
 |
 |
 |
 ——小谷さんが演じた蒼井海広という男性は、どんな“ボーイズラブ”を体験するのでしょう？
小谷嘉一：蒼井海広は、女性の恋人もいたりして、バイセクシャルなところもある、男子高校の教師です。最初は生徒を見守る優しさだったけど、次第にそれが愛情だったんだと気づいていきます。“ボーイズラブ”という形であれ、恋愛は「純粋」なものだと思います。だから、自分が女性を好きになった感覚に照らし合わせて、蒼井という男性の心を演じました。 ——高校教師役というキャラクターを演じた感想を。 小谷嘉一：完成した作品を観たのですが……教育実習に来た先生のようでしたね（笑）。僕は、役作りをする上で、見た目の印象をとても大切にしています。今回は教師役だったので、髪もばっさり切って、スーツも真面目な雰囲気のものにしました。そうやって外見を役に近づけると、ふっと役に入っていけるんです。 ——映画ではさまざまな恋愛が描かれていますが、小谷さん自身は恋をするとどうなりますか？ 小谷嘉一：映画でいうと川久保雄基君演じる水木一葉タイプ。好きになると周りが見えなくなりますね（笑）。離れていると、居ても立ってもいられなくなって、変なパワーが出てくる。高校時代は野球部に入っていて、練習が終わる時間は遅いし疲れているのに、その後に自転車で10キロぐらい離れている彼女の家まで何度も行ってました。基本的には面倒くさがりなので、普通ならそんなことをしないのですが、“好き”という感情には突き動かされる何かがあるみたいです。そのパワーがいい方向に働く場合もありましたけど、大抵ダメな結末になるんですよね（笑）。それに、不安な気持ちを相手に言わないでため込んじゃったり、終わった恋愛を引きずったりするところは、蒼井とも似てますね。もしかしたら僕、軽く嫉妬深いのかも？ ——小谷さんは、音楽活動もしているんですよね！ 思いをラブソングにのせてみては？ 小谷嘉一：これまで曲作りは相方に任せっきりでしたが、今後は自分も書いてみたいと思っていて、実はラブソングを狙っているんです！ でも、どこかで聞いたような言葉しか出てこなくて……。ラブソングって書きやすそうだけど、自分らしさを出すのってすごく大変。自分の言葉で書けるようになるのは、まだまだ先みたいです（笑）。基本的に僕は人見知りなので、女性と話すのに慣れてないんですよ。25歳にもなってこんなこと言ってちゃダメですね（照）。 笑い盛りだくさんの軽やかなトークは、とても人見知りとは思えません。“ボーイズラブ”の王子様、コニーは、とっても爽やかでお茶目なお方でした！ |
 |
| 小谷嘉一
■こたに・よしかず ■ 1982年3月25日生まれ ■東京出身
■1999年、ジュノンスーパーボーイコンテストで6位に入賞し芸能界へ。その後、テレビドラマ『仮面ライダーアギト』（01）、映画『またの日の知華』（03）、テレビドラマ『anego』（05）など、数々の映画、テレビドラマに出演。2005年、ミュージカル『テニスの王子様』で注目を集め、翌年には映画、実写版『テニスの王子様』にも出演。そして昨年初めて主演したDVD版の『BOYS LOVE』が大ヒット。同年写真集『小谷嘉一ｆｉｒｓｔ』も発売。今年は、映画『荒くれKNIGHT』、ビデオ『ドリフト3鷹』に出演し、さらに今後は、舞台『THE FAMILY 絆』（9/11〜17・東京）などが控えている。 |
||||
 |
||||
 |
||||
 |
 |
 |
男性同士の恋愛……しかも、いっぱい 男子高校の新米教師と転校生を取り巻く、禁断の世界から生まれた“純愛ラブストーリー”。その甘く切ない、衝撃の内容をご紹介！ |
||
| 蒼井海広（小谷嘉一）は、全寮制の名門男子高の教師。恋人にふられた彼は、偶然出会った青年に慰めを求めてしまう。しばらくしたある日、蒼井のクラスに転校生が…それはあの時の青年、天上空々（菅野篤海）だった。だが、蒼井は一度の過ちが周囲にバレることを恐れ、天上に冷たく接する。一方の天上は、ルームメイトになった水木一葉（川久保雄基）から執拗に迫られ、財閥の御曹司・花園陸（谷和憲）からは目をつけられる。一見穏やかな学校生活を送る彼らだが、天上には誰にも言えない夢があった。そして、蒼井との関係にも変化が現れていくのだが……。 |
 |
 |
 |
それは初のキスシーン！ 蒼井の純粋な愛情が溢れ出ている、そのシーンのメイキングについてコニーは、「蒼井は自分の気持ちを言葉にすることができないけど、最後に、言葉ではなく、キスで思いの全てを伝えています。僕も、天上役の菅野篤海君も、初めてのキスシーン。しかも相手は男……。いつも一緒に遊んでいる男友達といきなりキスというのは笑いのポイントでしたね。撮影前には、歯を磨いてリップクリームを塗りまくりました（笑）。キスした後、篤海君はホワ〜ンとした顔をしていて、まんざらでもなさそう（？）でした。もちろん蒼井という役を演じていたわけですが、対男なのに、対篤海君なのに、すっごく気持ちが入っている自分に驚きました！」とのこと！ 萌ぇ〜な美青年同士のキスシーン……必見です |
 |
 |
『BOYS LOVE 劇場版』 9月1日（土）から渋谷Q-AXにてモーニング＆レイトショーほか全国にて公開!!  監督・共同脚本：寺内康太郎 出演：小谷嘉一、菅野篤海、川久保雄基、谷和憲、桐山漣 他 配給：トルネード・フィルム |
 |
 |
 |
「休みのときは、できるだけ劇場で映画を観ます」というコニー。大好きな俳優はトム・ハンクスで「彼の作品は、台詞を覚えてしまっているほど何度も観ています。『フォレスト・ガンプ』や『キャスト・アウェイ』は役者魂を感じる作品。『ターミナル』で見せた表情には惹き付けられました」。また、シリアスな役を演じる際には、「演技のニュアンスなどを感じるため、必ず彼の作品を観ています。『BOYS LOVE 劇場版』の時は『プライベート・ライアン』を観ました。イメージは全然違いますけどね（笑）」と、トム・ハンクスの魅力を熱弁する。いつか、ハリウッド・ムービーで活躍する小谷さんが見たい！ |
 |
 |
 |
 |
|
| コニーの直筆サイン入りポラロイドを3名様に！ もちろん、噂の“どこから見ても小谷マーク”（サインの横に書いてある丸いマーク。写真を回転させると不思議なことが!?）入り!!
締切：10月3日（水） |
 |
|||||
| ※応募にはユーサイドのメンバー登録（無料）が必要です。 | ||||||
 |
||||||
 |
||||||
