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水野美紀 Profile
1974年三重県生まれ。テレビドラマやCM、映画、さらに舞台など、幅広いジャンルで活躍する日本屈指の演技派女優。代表作はテレビドラマ『踊る大捜査線』、『ビューティフルライフ』、映画『恋人はスナイパー』、『千里眼』など。今年は映画『あの空をおぼえてる』、『ジャージの二人』に出演。特技はアクション。B型。

女優として、もはや不動の人気を確立した水野美紀。男性のみならず女性からも支持される美しさ、柔軟な演技力、溢れるバイタリティ……その魅力は数えればきりがないほど。そんな彼女が、8月9日公開のアクション映画『ハード・リベンジ、ミリー』で、感情なき女殺人師という難しい役どころに挑んだ。激しいアクション満載の作品の見どころはもちろん、撮影を終えた今の心境、そして1人の女性としての水野美紀の魅力に迫った！
撮影：井山敬博　取材協力：アルゴ・ピクチャーズ

——主演は辻本貴則監督からのオファー？
水野美紀：去年の11月公開の映画『真・女立喰師列伝　荒野の弐挺拳銃　バーボンのミキ』で、初めて監督とご一緒して、今回またアクションを撮るということで、声をかけていただきました。監督は、女性でもスタントを使わずにアクションを撮りたい人なので、私がちょうど良かったのだと思います。
——元プロボクサーの虎牙光揮さんのパンチが顔に当たったりしませんでした？
水野美紀：虎牙光揮さんは、元プロボクサーだけあって動体視力が良くて…。現場で聞いた話ですが、ボクサーって試合中に瞬きすると、カウンター食らったりしちゃうから、訓練で3分間は瞬きしないでいられるようになるんですって。だから、私のリズムが狂っても受け止めてくれるので、パンチが当たることはありませんでした。

——ラストシーンは続編の匂いがしました。
水野美紀：そうですね。1番最後に見えない敵が刀を抜いてくるという、ちょっと意表を突くシーンがありますけれど…。あのシーンでミリーが生きる意味を新たに見出したんじゃないかと思います。

——この映画の魅力は？
水野美紀：ミリーの体に埋め込まれた仕込み刀とショットガンを使った、ジャックブラザーズとのアクションシーンですね。アクションに、プロレス技やブレークダンスの要素を盛り込んだのも面白い発想で、きっと楽しめると思います。 ——Uside（ユーサイド）読者は20〜30代の女性が多いのですが、彼女たちに見どころを。
水野美紀：上映時間は44分と短いけれど、アクション映画本来の面白さがギュッと凝縮されています。アクション映画を見たことがない人でも、血のりが大丈夫という方はぜひ観ていただきたいですね（笑）。

体に武器を埋め込まれた女殺人師として甦ったミリーが、家族を殺したジャックブラザーズ4人に復讐するため、たった1人で立ち向かう。ミリーを演じるのは、映画『恋人はスナイパー』、『真・女立喰師列伝　荒野の弐挺拳銃　バーボンのミキ』で、危険なアクションシーンに自らチャレンジするなど、最近ではアクション女優とも呼ばれるようになった水野美紀。一方、ミリーの大敵ジャックを演じるのは、映画『ハブと挙骨』、『ICHI』でしなやかに本格アクションをこなした元プロボクサーの虎牙光揮。この2人に、辻本貴則監督がスピーディで見る者をハッとさせるアクションを演じさせた。ハイクオリティースプラッターサウンドから生まれるリアルな破壊音と共に、暴力と殺人が入り混じったハードアクションがスクリーンで炸裂する！

水野美紀さんが“コアな見どころ”とお勧めするのは、関西人特有のユーモアが隠されているアクションシーン。「攻撃したシーンが一瞬静止画で強調されたり、技が鮮やかなチョップだったり、動きの中にあるナンセンスな面白さも楽しめます」。

8月9日（土）より渋谷Q-AXシネマにてレイトショー公開 上映時間：44分 監督・脚本：辻本貴則 出演：水野美紀　大口広司　中村哲也　紗綾　今村浩継　虎牙光揮　他 配給：日本出版販売 宣伝：アルゴピクチャーズ

アクション映画『ハード・リベンジ、ミリー』の特製ポスターと、水野美紀さん直筆サイン入り生ポラロイドをセットで2名様プレゼント♪

20XX年、荒廃した横浜。4人の悪党ジャックブラザーズに目の前で夫と赤ん坊の娘を惨殺され、自らも重傷を負ったミリー。そんな瀕死の状態から、体に刀や銃などの武器を埋め込む手術を受け復讐のためだけに甦ったミリーは、刀師ジュウベイの下で戦闘能力に磨きをかけ、ジャックブラザーズが待つ廃工場へ1人向かった——。

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